コンバースADDICT CHUCK TAYLOR CANVAS GORE-TEX HI
日本コンバースが春と秋の年二回、限られたセレクトショップのみで取り扱いし、数量も限定している「コンバースADDICT(アディクト)」。
コンバース100周年を機に、次の100年につながるアップデートを…という思いからスタートした日本限定ラインで、60年代のオールスター(通称チャックテイラー)のディテールである三ツ星のヒールパッチ、サイドステッチ及び当て布、細身のトゥキャップ、綿100%のシューレース、クラシックなデザインのインソール、右足タン裏のプレイヤーズネーム、ヘビーキャンバス生地、競技用ステッチなどを復刻するとともに、防滑性や摩耗性に優れた「VIBRAM(ビブラム)」ソールやNASAで開発された温度調整素材の「OUTLAST(アウトラスト)」をライニングに使用、クッション性に優れた「PORON(ポロン)」をヒール部に搭載したインソールなどの現代テクノロジーを融合させたハイブリッドで究極のコンバース。
今回は、防水透湿性能を持つ高機能素材「GORE-TEX(ゴア・テックス)ファブリックス」をライニングに採用し、ただでさえ高機能なのに更に機能性が増しているため、究極進化モデルと言っても過言ではないと思う。
撥水加工が施されたアッパー。キャンバスの見た目は通常のADDICTモデルと変わらない。
シューレースも撥水加工が施されている。
通常インサイド側にあるベンチレーションホール(通気口)は浸水を防ぐために排除されている。
それもあってかサイドステッチが通常よりも大きい印象を受ける。
また、サイドステッチはあるが、GORE-TEXを採用した為なのか当て布は無しになっている。
今回のGORE-TEXファブリックスを採用するにあたり、一番の特徴と思われる「ガセットタン」。異物などの侵入を防ぐためにタンのサイドをカバーするような形状になっている。
ライニングはGORE-TEXファブリックスで覆われている。GORE-TEXファブリックスを示すタグも付けられている。
GORE-TEXのタグが付属。
「PORON」を採用したカップインソールで60年代のインソールデザイン。
今年はオールスター100周年ということもあって、今期よりインソールはアップデートが施され、従来よりもクッション性・軽量性・フィット性が向上されている。
裏の踵部分はPORONと思われる。押してみると低反発マットのような感じ。
60年代チャックテイラーのシンボルともいえる三ツ星ヒールパッチ。
ADDICTのチャックテイラーは踵の減りによるヒールパッチの摩耗を防ぐ為に、ヒールパッチの位置が高めに設定されている。
黒のアウトソール。中央には「VIBRAM」ソールを表すロゴ。
インソール同様にアウトソールもアップデートが施されていて、防滑性・耐摩耗性に優れ、都市環境に対応した新配合の「HIGH PERFORMANCE RUBBER COMPOUND」の「VIBRAM」ソールになっている。
白のシューレースも付属。
ピンク系のオリジナルカートン仕様で作りもしっかりしていて、高級感のあるボックス。
ADDICTのディテールが記載された仕様書が付属。
「ファッションアディクトをハイにする究極のCONVERSE」と記載があり、日本コンバースのADDICTに対しての自信の高さがうかがえる。
今回はGORE-TEXの採用やアップデートがあり、従来の仕様書から修正・追記されいてる。
今回のモデルは人気が高い黒ということに加えて高機能なADDICTだったためか、かなり人気が高く、レディースからメンズサイズまで即日完売した店舗が多かったようだ。
転売目的もかなりの数がいたと思うけど…w
【収集データ】
コンバースADDICT
CHUCK TAYLOR CANVAS GORE-TEX HI
リリース時期:2017年5月10日
販売価格:¥22,000(税抜)
希少度:★★★★★★☆☆☆☆