コンバース×KITH×COCA COLA
カリスマフットウェアデザイナーとして世界に名を馳せる"RONNIE FIEG(ロニー・ファイグ)"がディレクションし、ニューヨークで絶大な人気を誇るアパレルショップの「KITH(キス)」と誰もが知る飲料メーカー「コカ・コーラ」がコラボレーション。
カプセルコレクションと題し、様々なアイテムをリリース。そのなかの目玉としてKITH×コカ・コーラ×コンバースのトリプルコラボレーションが実現し、世界限定1,000足でリリースしたオールスター。
小さめのトゥキャップやサイドステッチ、100%コットンのシューレースなど70年代のディテールを再現したチャックテイラーモデルをベースに、コカコーラテイストを盛り込んだアメリカンな雰囲気を落とし込んでいる。
履き口からアイレット部分が切りっぱなしになっていて、アメリカン的な雰囲気を表現。
アッパーは白いデニム生地に赤の刺繍が施されている。
かなり厚みがあって迫力ある刺繍。
両足を左右反対に並べると「Coca-Cola」のロゴが完成するデザインになっている。
アンクルパッチにはボトルキャップをイメージしたレザー製のベルクロのパッチが取り付けられるようになっていて、取り外しが可能。
パッチを外すと型押しのアンクルパッチが現れる凝った仕様。
ラインテープの前足付近に「KITH」のロゴを配置。
70年代ディテールのサイドステッチも再現。
右足タン裏には70年代ディテールのプレイヤーズネーム欄があり、KITHとCoca-Colaのロゴがプリント。
インソールにはKITHとコンバースのロゴがあり、コカ・コーラのアイコンがKithに入れ替わった遊び心のあるデザインで、トリプルネーム感が満載。
白のシューレースとは別に、 KITHとCoca-Colaのロゴ入りシューレースも付属。
コカコーラカラーの三ツ星ヒールパッチ。
アウトソールは昔のコークボトルが緑色だったことにインスパイアされて、クリアグリーンになっている。
かなりしっかりした造りの専用ボックス。
溢れんばかりにCoca -Colaのロゴがプリント。
サイドにはKITHのロゴ入り。
蓋を開けると、"It’s the real thing"の文字が。
オールスターとスペシャルリミテッドボトルが収納できるカスタムパッケージになっている。
Coca-ColaのロゴがKithのロゴに代わったスペシャルボトル。
容量が237mlで小さめのボトルになっている。
【収集データ】
CTAS 1970 HI
リリース時期:2017年8月11日
価格:$150
希少度:★★★★★★★★☆☆
コンバース×ジョジョの奇妙な冒険③
ジョジョの奇妙な冒険とのコラボレーション第三弾。今回は第四部がアニメ化されたことを記念して二種類がリリースされ、これは作中に登場する漫画家の「岸辺露伴」モデル。これまでのモデル同様に限定予約生産で販売。
オールスター100周年を迎え、機能性をアップデートした「オールスター100」をベースに、岸辺露伴にまつわる色々なデザインが落とし込まれている。
アッパー上部は露伴のヘアバンドをイメージしたデザイン。
ヒール部分にはGペンの筆先が刺繍されている。
履き口が二枚の生地を縫い合わせている形になっている。
インサイド側をめくると、露伴のスタンド「ヘブンズ・ドアー」が表れる。
アウトサイド側をめくると…
「ヘブンズ・ドアー」が発動したときの擬音『ズキュゥゥン』がw
ライニングにはヘブンズ・ドアーの能力を使って描かれた『岸辺露伴を攻撃できない。』がプリントされている。
取り外し可能な多重構造の高機能インソール「REACT(リアクト)」には、ダイヤ柄に岸辺露伴のサイン入り。
オールスター100専用の小さめでクラシックなデザインのヒールパッチ。
防滑性を向上させた「Traction Sole」を採用したアウトソール。
オールスター100とジョジョの奇妙な冒険のタグが付属。
オールスター100専用のカートン。
【収集データ】
ALL STAR 100 W HI / JO
リリース時期:2017年7月
価格:¥12,960(税込)
希少度:★★★★★☆☆☆☆☆
コンバース×BATMAN BEGINS
米国コンバースよりリリース。
2005年公開の映画「BATMAN BEGINS(バットマン・ビギンズ)」とのコラボレーションモデル。
トゥガードに描かれたバットマンマークやバットマンのイラストがプリントされたクリアのアウトソールなど凝った造りの一足。
トゥガードにはバットマンマークがあり、単に色が塗られているのではなく、トゥガードに型取りされていて、その上から色付けしてある。
アウトサイドにはバストアップのバットマンのイラスト。ラインテープ部分までプリントされいて雰囲気良い。
インサイドにもコウモリのイラストがプリント。
後ろからの雰囲気も良い感じ。
クリアのアウトソールにはバットマンの横顔とゴッサムシティと思われる風景のイラストがプリントされている。
「BATMAN BEGINS」のロゴが大きくプリントされたしっかりした造りの専用カートン。
【収集データ】
CT AS PRT HI
リリース時期:2005年
希少度:★★★★★☆☆☆☆☆
オールスター FUR LEATHER EXTRA HI
欧州コンバースよりリリース。
HIカットよりも長いX-HIカットのライニングにファーが付けられたモデル。
肉厚なレザーアッパーやカーキをベースにしたカラーリングでアーミーブーツを思わせる。
後姿もブーツのよう。
ライニングがファーで覆われているので冬は暖かい。
刺繍のアンクルパッチ。
折り返して履くときに留めるボタンが付いている。
タンの上部にもアイレットがあり、シューレースを締めることができるようになっている。
ブーツライクなディテール。
同系色のヒールパッチなのでかなり分かりづらいw
アッパーを折り返して、HIカットのようにアレンジが可能。
タン上部にあったアイレットがちょうど良い位置にくるので、結び留めることができる。
ライニングのファーを見せる形になるので印象が変わって面白い。
【収集データ】
ALL STAR FUR LEATHER EXTRA HI
リリース時期:2007年?
希少度:★★★★★☆☆☆☆☆
コンバースTime Line チャックテイラー 1950年代復刻(黒)
コンバースの過去のアーカイブを復刻するというコンセプトの日本企画のレーベル『Time Line(タイムライン)』から、オールスター生誕100年を記念して、リリースされたモデル。
Time Lineは2014年から始まったレーベル。
2017年3月にオールスター復刻第一弾として50年代チャックテイラーの白がリリースされ、かなり話題を呼んだ。(以前のブログで紹介済み)
今回は第二弾として、かなりの人が待ち望んでいた(と思われる)黒が登場。
レトロなヒールパッチやアンクルパッチ、トゥキャップの大きさ、まわしテープの仕様など1950年代のディテールをMADE IN JAPANで忠実に再現している。
現行モデルと比べると、かなり小さめのトゥキャップと太めのまわしテープ。
サイドステッチは60年代以降のディテールのため、このモデルにはもちろんない。
日本製にこだわり「富士金梅」という帆布を使用したアッパー。現行モデルのキャンバス生地と比べて肌触りが滑らかな印象。
シューレースももちろんコットン100%のものを採用。
現行モデルの紙のパッチではなく、布製のアンクルパッチ。
スターマークの中に「Chuck Taylor」の文字が入ったデザインを再現している。
白のモデルとは違い、黒で統一されている。
横からのアングル。
コンバースにこだわりがない人は現行モデルとの違いは分からないと思う。
レトロな斜めラベルで小さめのヒールパッチ。
ただ、よく見ると「MADE IN JAPAN」の文字が記載されている。
ヒールパッチも白モデルとは違い、黒になっている。
右足タンにのみプレヤーズネーム欄がプリント。このプリントも「MADE IN JAPAN」が記載。
インソールは囲み枠のコンバースロゴに「MADE IN JAPAN」がプリントされている。
赤でプリントされているのは、日本の国旗をイメージしているらしい。
50年代チャックテイラーの忠実な再現をうたってるのに、コンフォートアーチなどのレトロなデザインが入ったインソールを再現してないのは残念…。
オリジナル同様にベーシックなアウトソール。
Time Lineのタグが付属。
当時のカートンを再現。
ここにも「MADE IN JAPAN」が。
取り扱い店舗もごく一部に限られた希少な一足。
【収集データ】
ALL STAR J VTG 50 HI(BLACK)
リリース時期:2017年8月11日
価格:¥18,000(税抜)
希少度:★★★★★★★☆☆☆
オールスター "THONG SANDAL"
オールスターとトングサンダルが融合した見た目の斬新さが目を惹く一足。
斬新すぎるデザインのためか、日本コンバースと米国コンバース共にリリースされている珍しいオールスター。(日本と米国は別会社のため同じモデルの販売は基本的にない)
トゥキャップの部分をゴッソリ切り落としたような斬新すぎるデザイン。
このモデルのリリースが発表されたとき、あまりに斬新すぎてネタかと思ったw
親指と人差し指を挟む鼻緒の部分はレザーでしっかりした作りになっている。
ちなみに「トング(Thong)」とはもともと紐の意味で日本語だと鼻緒に相当するらしい。
タンの部分にゴムが入っているので、シューレース無しでも履くことができる。
横から見るとこんな感じ。
アウトソールは茶色。
オールスターソールとは違う形状のアウトソール。
ソールが薄いけど、しっかりヒールパッチも付いている。
日本企画では白と黒の二色展開だったけど、米国企画では様々なカラーが展開されていた。
【収集データ】
ALL STAR THONG HI(米国:THONG SANDAL HI)
リリース時期:米国 2011年4月〜、日本 2012年4月
価格:$40
希少度:★★☆☆☆☆☆☆☆☆
コンバースADDICT×野口強×N.HOOLYWOOD
コンバースADDICTはコンバース100周年を機に、次の100年につながるアップデートを…という思いからスタートした日本限定ラインで、60年代のオールスターのディテールである三ツ星のヒールパッチ、サイドステッチ及び当て布、細身のトゥキャップ、綿100%のシューレース、クラシックなデザインのインソール、ヘビーキャンバス生地、競技用ステッチなどを復刻するとともに、防滑性や摩耗性に優れたビブラムソールや温度調整素材のアウトラスト、クッション性に優れたPORONのインソールなどの現代テクノロジーを融合させたハイブリッドで究極のコンバース。
今回は、2005年にN.HOOLYWOODが別注をかけたオールスターの名作「オールスターRETRO NH HI」(以前このブログでも紹介済み)をカリスマスタイリストとして名高い野口強の要望により復刻。
野口氏は「オールスター RETRO NH HI」の復刻を望んでいたようだが、発売から時間が経っており、当時のまま再現することは難しかったらしく、ADDICTラインの「CHUCK TAYLOR CANVAS HI」をベースとした復刻となったらしい。
2005年モデルと違い、「CHUCK TAYLOR CANVAS HI」がベースになっているので、60年代のチャックテイラーにみられる小さめのトゥキャップになっている。
シューレースは2005年モデルの丸紐を再現。
(色味など若干の違いはある)
2005年のモデルでは右足シュータン上部に縫い付けられていたタグは左足に変更されている。
右足シュータン裏には60年代ディテールのプレイヤーズネーム欄があり、今回の発案者である野口氏のサインが入っている。
2005年モデル同様にレザー張りのライニング。
脱ぎ履きしやすいように付けられたフックも再現。
アンクルパッチも2005年モデル同様の黒のスターを再現。
従来のADDICTよりもクッション性、軽量性、フィット性を向上させた「PORON」を採用したカップインソールで60年代のインソールデザインになっている。
2005年モデルは70年代ディテールの青枠コンバースのロゴとN.HOLLYWOODのダブルネームが入ったインソールだった。
60年代チャックテイラーのシンボルともいえる三ツ星ヒールパッチ。
2005年モデルは70年代のチャックテイラーを復刻した「オールスター RETRO」モデルだったため一ツ星のヒールパッチだった。
黒のアウトソール。ソール中央には「VIBRAM」ソールを表すロゴ。
インソール同様にアウトソールもアップデートが施されていて、防滑性・耐摩耗性に優れ、都市環境に対応した新配合の「HIGH PERFORMANCE RUBBER COMPOUND」の「VIBRAM」ソールになっている。
通常の平織りの白のシューレースと黒の丸いシューレースも付属。
2005年モデルには白と黒の丸いシューレースのみで平織りのシューレースは付属していなかった。
ピンク系のオリジナルカートン仕様で作りもしっかりしていて、高級感のあるボックス。
ADDICTのディテールが記載された仕様書が付属。
今期よりアップデートが施されているため、従来の仕様書から修正・追記されていてる。
ADDICTでの復刻ということもあって、2005年モデルに比べて機能性という点では大幅にアップグレードしていると思う。
個人的な意見になるけど、2005年モデルは日本製ということもあり、造りやシルエットなどの見た目の印象は2005年モデルが上かもしれないと感じた。
【収集データ】
コンバースADDICT
CHUCK TAYLOR CANVAS NH HI
リリース時期:2017年5月20日
価格:¥30,240(税込)
希少度:★★★★★★★☆☆☆